口腔外科とは?
口内(歯や歯ぐき)や顎、顔面などにおける外科的及び内科的な疾患に対して治療を行う診療です。
交通事故やスポーツでの外傷や顔面の神経麻痺等の疾患、虫歯・歯周病の悪化で外科処置が必要となる、口周りの総合的な範囲で治療を行います。
口腔外科とは
どんな症状において治療するのか?
歯周病の前段階として、まずは歯肉炎が起こります。歯と歯ぐきの境目を磨けずに汚れが溜まると、プラークや歯石といった細菌の塊が作られ、その細菌が歯ぐきに炎症を引き起こすのです。
埋伏歯の抜歯
埋伏歯の抜歯
埋伏歯は明確な定義はありませんが、歯の形や位置、生える方向、口内スペースの問題などから正常に生えてくることができず埋まっている歯の事です。
主に親知らずがなることが多く、傷みや噛み心地などに違和感がある場合は抜歯をしたほうが良い場合もあります。また、埋伏歯は歯ブラシが届きにくく、虫歯にもなりやすいため、気になる場合は一度ご相談ください。
炎症治療
炎症治療
口の中や周辺に炎症が起きた場合の治療を行います。炎症の原因は様々ですが、ストレスや栄養不足などによる免疫力低下や、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスになどによる感染などが考えられますが、原因不明の場合もあります。他の病気の症状の一つとして口内炎が起こる場合もあるので、注意が必要になります。予防としては、細菌が増えることで発症した炎症は、歯磨きやうがいで口内を清潔に保つ事が重要になります。また、抵抗力や免疫力の低下が原因の場合、規則正しい生活やバランスの良い食事をすることが予防に繋がります。
インプラント
インプラント
インプラントも口腔外科の領域になります。
歯を失った場合に、手術により顎の骨に人口的な歯根を埋め込み、さらにこの歯根の上に、天然の歯に近い、人口の歯を取り付ける治療方法の事を言います。
口内の外傷
口内の外傷
スポーツなどで口の中を切ってしまった、転倒してしまったなどで口の中を怪我した場合の治療になります。また、口の中を切っただけでなく、歯や顎などに損傷を受けている可能性もあるので、歯や顎の検査、治療を行うケースもあります。